心理臨床と身体の病

著者

小林 真理子 放送大学准教授 

発行年

16

ISBN

978-4-595-31602-9

サイズ

A5

ページ数

248

全体のねらい

めまぐるしい医療技術の進歩の中で、患者中心の医療が提唱されるようになり、患者はその恩恵を受けると同時に、治療の選択や意思決定が求められ、病とどう向き合っていくかという課題にも直面している。そのような医療現場において、心理士の果たす役割は増えていると同時に、心理士へのニーズも多様になっている。本書では、医療における心理臨床について、がん、HIV/エイズ、周産期、生殖医療、遺伝医療、糖尿病、脳血管障害、更年期障害といったさまざまな領域における患者・家族への支援の実際について学ぶ。

章の構成


 1.医療システムにおける心理臨床
 2.がんと心理臨床1 −がん医療の歴史とサイコオンコロジー
 3.がんと心理臨床2 −患者の心理と緩和ケア
 4.がんと心理臨床3 −患者・家族への心理的支援
 5.がんと心理臨床4 −がん患者の子どもへの支援
 6.HIV/エイズと心理臨床1 −現状と課題
 7.HIV/エイズと心理臨床2 −予防・検査を受けることとは
 8.周産期医療と心理臨床1 −周産期心理臨床の意味と意義
 9.周産期医療と心理臨床2
−周産期心理臨床の実際
 10.生殖医療、出生前診断と心理臨床
 11.遺伝医療と心理臨床
 12.糖尿病と心理臨床
 13.脳血管障害と心理臨床
 14.更年期障害と心理臨床
 15.医療における心理臨床の広がり
販売価格 2,530円(税230円)
型番 1614

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