著者
平川 秀幸 放送大学客員教授・大阪大学教授
奈良由美子 放送大学教授 発行年
18ISBN
978-4-595-31864-1サイズ
A5ページ数
324全体のねらい
東日本大震災ならびに福島第一原子力発電所事故以降、リスクコミュニケーションを行うことの必要性がさらに大きく指摘されている。本書は、リスクコミュニケーションとは何か、その手法はどのようであるか、生活のどのような場面において行われているか、安全・安心の実現にどう関わっているのか等について、具体的な事例(BSE問題、遺伝子組換え食品、防災、放射性物質による健康被害、感染症など)を取り上げながら解説する。章の構成
1.リスクコミュニケーションとは
2.リスクコミュニケーションの類型
3.リスク認知とリスクコミュニケーション
4.リスクコミュニケーションの基本的手法
5.遺伝子組換え作物問題を通じて考えるリスクコミュニケーション(1):問題をどのようなフレーミングで理解すればよいか
6.遺伝子組換え作物問題を通じて考えるリスクコミュニケーション(2):全米アカデミー報告書に基づいて
7.放射線とリスクコミュニケーションの教訓(1)
8.放射線とリスクコミュニケーションの教訓(2)
9.化学物質のリスクコミュニケーション
10.ナノテクノロジーのリスクコミュニケーション
11.自然災害とリスクコミュニケーション
12.感染症とリスクコミュニケーション
13.気候変動とリスクコミュニケーション
14.リスクガバナンスへの展開
15.対話・共考・協働 −よりよいリスクコミュニケーションにむけて−
販売価格 |
3,190円(税290円)
|
型番 |
4031 |