著者
河添 健 放送大学客員教授・慶應義塾大学教授 発行年
18ISBN
978-4-595-31900-6サイズ
A5ページ数
272全体のねらい
1変数の実関数の微分・積分を学んだ次のステップとして、多変数の実関数の微分・積分及び複素関数について学習する。多変数の実関数としては主として2変数関数を扱い、その可視化、連続性、微分と計算、多項式近似、極値問題、積分、面積・体積の求め方などを解説する。次にその発展として複素関数の微分・積分を扱う。実変数を複素変数に変えるだけだが、複素関数は実関数にない多くの不思議な性質をもっている。それらの性質を調べるとともに、応用として留数の原理にもとづく実関数の定積分の計算方法を紹介する。章の構成
1.多変数関数の連続性
2.多変数関数の微分可能性
3.偏微分の計算
4.テイラー展開
5.極値問題
6.2変数関数の積分
7.座標変換と面積・体積
8.複素数
9.複素関数
10.整級数
11.複素積分
12.コーシーの積分定理
13.テイラー級数と正則関数
14.ローラン級数と特異点
15.留数の原理とその応用
販売価格 |
3,300円(税300円)
|
型番 |
7073 |