著者
水越 伸 放送大学客員教授・東京大学大学院教授 発行年
14ISBN
978-4-595-14027-3サイズ
A5ページ数
298全体のねらい
私たちは現在、20世紀的なメディア様式を部分的に引き継ぎつつ、21世紀のメディア社会を生きている。国家や共同体、文化やリテラシーのあり方が大きく変貌する社会の中で、メディアに焦点をあて、過去を振り返りつつ、未来を目指すための批判的で実践的な知を育むこと、すなわちメディア論的想像力を養うことが本書の目的である。まず19世紀以降のメディアの歴史を跡づけ、次に理論や思想を押さえる。さらに、現代的なメディア社会の諸問題を浮き彫りにし、それらを克服するための実践的活動のあり方を具体的に検討していく。章の構成
1.メディア論の視座
2.19世紀の電気情報化爆発
3.20世紀型メディアの生成
4.20世紀型メディアの確立
5.21世紀デジタル情報化の混沌
6.メディア論の系譜 I
7.メディア論の系譜 II
8.メディアの生態系をデザインする
9.メディア・リテラシーの覚醒
10.メディア遊びの挑発
11.マスメディアと市民:対決と対話
12.モバイル・メディアと身体、共同体
13.グローバルな「生態系」のデザイン
14.ローカルな「生態系」のデザイン
15.21世紀メディア社会をどう生きるか
販売価格 |
3,630円(税330円)
|
型番 |
s857 |