教育社会学概論

著者

岩永 雅也 放送大学副学長 

発行年

19

ISBN

978-4-595-31921-1

サイズ

A5

ページ数

272

全体のねらい

人は生まれながらにして人間であるわけではない。親密な人間関係を通じて自我の基礎を形成し、社会集団との接触を通してその社会の文化と規範を内面化して身に付けることにより、一個の自律的な人間となるのである。
本書は、人々が生まれ、育ち、学び、働き、家庭を作り、さらに自らの子ども達を育て、自己を実現していくというプロセスを縦糸とし、人々がそのプロセスの各段階で関わっていくさまざまな教育の在りようを横糸として、社会的な営みとしての教育の意味と本質を理解することを目的としている。

章の構成


 1.教育社会学−対象と方法−
 2.自我形成−社会化の始点−
 3.家族−初めての社会集団−
 4.幼児期−遊びと子ども集団−
 5.初等教育−社会成員の基礎−
 6.中等教育−統合と分化−
 7.教育臨床−学校教育と問題行動−
 8.教師−聖職という桎梏−
 9.高等教育−大衆化と機能変化−
 10.教育政策−自由と平等のはざまで−
 11.階層格差−教育と職業階層−
 12.メディア−教育との関わり−
 13.生涯学習−理念と現実−
 14.海外の動向−世界の教育社会学−
 15.教育課題−政策科学への期待と課題−
販売価格 2,970円(税270円)
型番 1118

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