中国と東部ユーラシアの歴史

著者

佐川 英治 放送大学客員教授・東京大学大学院教授
杉山 清彦 放送大学客員准教授・東京大学大学院准教授 

発行年

20

ISBN

978-4-595-32189-4

サイズ

A5

ページ数

300

全体のねらい

古代から現代にいたる中国の歴史を東部ユーラシア世界とのかかわりのなかでみていく。10億人をこえる「漢民族」はどのようにして生まれたのか、多民族国家である中国は諸民族をどのようにして統合してきたのか、中国はアジアにどのような影響を与え、またアジアからどのような影響を被ってきたのか。中国が大国としての道を歩もうとしているいま、アジアのなかの中国の歩みをふりかえり、中国とアジアの関係を歴史的に把握する方法を示す。

章の構成


 1.中国史の見方
 2.中国王朝の誕生
 3.秦漢帝国と漢人の形成
 4.中華の拡散と多元化
 5.隋唐帝国と東部ユーラシア
 6.東部ユーラシアの変動と再編
 7.モンゴル時代の大統合
 8.明と内陸世界・海域世界
 9. 「清の平和」と東部ユーラシア
 10.近代への変容と動乱
 11.清の近代国家化の試み
 12.模索する中華民国
 13.国民政府と日中戦争
 14.中華人民共和国と東部ユーラシア
 15.現代の中国と東部ユーラシア
販売価格 3,740円(税340円)
型番 3063

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