著者
季武 嘉也 放送大学客員教授・創価大学教授 発行年
21ISBN
978-4-595-32255-6サイズ
A5ページ数
300全体のねらい
日本では1890年以来、議会制・政党制という政治慣行が定着してきた。それを可能とした要因としては、「自由」「民主主義」という政治思想への共感はもちろんであるが、同時に議会制・政党制というものが現実の国民生活と深いつながりを持っていたことも重要である。
本書では、「社会の中の政党」「民意と政党」という観点から、日本の議会制・政党制が、変化し続ける時代状況の中で、現実社会とどのように関係しながら現在に至ったのかを説明し、同時に日本的な特色も明らかにしている。章の構成
1.社会の中の政党
2.統一国家の形成と政党の誕生
3.大同団結運動から隈板内閣へ
4.政友会の成立と地方利益
5.二大政党政治の曙光
6.普選への道のり
7.二大政党政治の模索
8.戦前日本の代議士と個人後援会
9.「非常時」下の官僚たちの挑戦
10.近衛新体制と大政翼賛会
11.五五年体制の成立
12.高度成長下の開発と政治
13.派閥と個人後援会
14.革新自治体と自民党の変容
15.冷戦終焉と政党再編
販売価格 |
3,410円(税310円)
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型番 |
3065 |