都市から見るヨーロッパ史

著者

河原  温 放送大学教授
池上 俊一 放送大学客員教授・東京大学教授 

発行年

21

ISBN

978-4-595-32257-0

サイズ

A5

ページ数

284

全体のねらい

都市文化史の視点から、中近世ヨーロッパ史を見直している。中世ヨーロッパにおける都市の成立から近世の絶対王政下の都市までを対象とし、都市の歴史を通して中近世ヨーロッパの歴史を再考する。
古代の都市の起源、中世の成長、中世都市の社会構造、ルネサンスや宗教改革後の近世都市、近代都市などを取り上げ、中近世ヨーロッパ世界の歴史的諸相を、都市という場に即して考察し、ヨーロッパの文化と社会の特質を理解する。

章の構成

1.序論:前近代ヨーロッパの都市を見る視点
2.ヨーロッパにおける都市の起源
3.中世都市の成長と封建社会
4.中世都市の社会構造
5.中世都市のイメージと現実
6.中世都市の統合とアイデンティティ
7.中世都市と学問
8.中世都市の音風景
9.中世都市の祭りと民衆文化
10.聖なる都市から理想都市へ −ルネサンス期のイタリア都市
11.宗教改革と都市
12.近世都市の社会集団と文化
13.王権と近世都市
14.近世の都市空間と秩序維持
15.近世都市から近代都市へ
販売価格 3,300円(税300円)
型番 3067

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