著者
津上 英輔 放送大学客員教授・成城大学教授
赤塚健太郎 放送大学客員准教授・成城大学准教授 発行年
21ISBN
978-4-595-32258-7サイズ
A5ページ数
276全体のねらい
西洋芸術音楽の歴史を、作品ばかりでなく、その前提となる考え方や社会状況、あるいは作品を実現する楽器や演奏法にも力点を置きながら辿る。
古代ギリシャから中世、ルネサンス、バロック、古典派、ロマン派、19世紀のイタリア、ドイツを通して、西洋の芸術音楽を深く理解すること、さらに、個々の作品を、思想的、理論的、社会的背景から理解し、作品を立体的に把握できるようにすることが目標である。章の構成
1.導入:「音楽」とは何か
2.古代ギリシャの音楽理論と今日の西洋音楽
3.聞こえない「音楽」
4.中世における多声音楽の芽生えと展開
5.ルネサンス音楽の聖と俗
6.ルネサンスからバロックへ:オペラの誕生
7.17〜18世紀におけるオペラの変容
8.バロック時代の声楽における歌詞と音楽
9.バロック時代における器楽ジャンルの確立
10.啓蒙主義の広まりと古典派
11.古典派からロマン派へ:鍵盤音楽を中心に
12.ロマン派の鍵盤音楽
13.19世紀ドイツ:「音楽の国」の成立から分裂まで
14.19世紀イタリア・フランスのオペラ −音楽的ドラマトゥルギーの変容
15.バッハ演奏の変遷から見る音楽史
販売価格 |
3,080円(税280円)
|
型番 |
3433 |