著者
林 春男 放送大学客員教授・防災科学技術研究所理事長 発行年
20ISBN
978-4-595-32193-1サイズ
A5ページ数
248全体のねらい
狩猟採集社会、農耕社会、工業社会、情報社会と、社会は不可逆的な変化を遂げている。そのなかにあって災害は多様化し、またコミュニティや安全・安心のあり方も変容してきている。今後も人と人の助け合いは安全・安心の確保にとって不可欠であり、本書はそのためのコミュニティのあり方を総合的に検討するものである。コミュニティ・レジリエンスや災害レジリエンスの向上について考察しながら、全体を通じて「人と人が助け合わなければ災害を乗り越えられない」という命題の本質と実際とを重層的に考えていく。章の構成
パート1:コミュニティレジリエンスを考える枠組み
1.コミュニティがつなぐ安全・安心とは
2.社会の不可逆的変化をたどる
3.社会の変化に応じたコミュニティの変容
4.社会の不可逆的変化に応じた災害の多様化
5.レジリエンスの登場
パート2:災害レジリエンスの向上
6.マルチリスクに立ち向かう
7.予測力の向上−理学コミュニティの防災観
8.予防力の向上−工学コミュニティの防災観
9.対応力の向上−応急対応
10.対応力の向上−復旧・復興
パート3:これからのコミュニティレジリエンス
11.個人のレジリエンスを高める
12.地域・組織のレジリエンスを高める
13.災害対応のコミュニティのレジリエンスを高める
14.ワークショップによる主体的参画
15.国難に立ち向かう
販売価格 |
3,410円(税310円)
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型番 |
4034 |