グローバル化時代の日本国憲法

著者

山元 一 放送大学客員教授・慶應義塾大学教授 

発行年

19

ISBN

978-4-595-31942-6

サイズ

A5

ページ数

276

全体のねらい

本書では、憲法の基礎的な知識を学んだ上で、グローバル化の進展とともに日本国憲法がどのような変容を蒙り、現在どのような課題に直面しているかを考察する。
本書の目的は、憲法および日本国憲法についての基礎的な知識を身に付けることである。それぞれの項目において、歴史的な考察と比較法的な考察を重視し、憲法について考える基礎的な力を養う。次に、日本国憲法が直面している様々の現代的な問題を理解し、それについてどのように向き合っていけばいいのか、その手がかりをつかめるようにすることが目標である。

章の構成

1.憲法という考え方
2.近代日本と二つの憲法
3.人権の考え方とそのグローバル化
4.グローバル化の中の平等論
5.個人の尊重と幸福追求権の展開
6.現代社会における思想・良心の自由と信教の自由
7.表現の自由の現代的課題
8.経済的社会的権利の現代的課題
9.統治機構の基本構造(権力分立制と国民代表制)
10.グローバル化の中の政治部門(国会・内閣・地方自治)〔Part Ⅰ〕
11.グローバル化の中の政治部門(国会・内閣・地方自治)〔Part Ⅱ〕
12.グローバル化の中の司法
13.象徴天皇制とその課題
14.グローバル化時代の平和主義
15.国民主権と憲法の制定及び改正
販売価格 2,970円(税270円)
型番 4868

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