著者
柳原 正治 放送大学教授 発行年
19ISBN
978-4-595-31943-3サイズ
A5ページ数
232全体のねらい
主権国家間を規律する法としての国際法は、近代ヨーロッパに生まれた。その規律内容は、とくに第2次世界大戦以降急激に変化している。また、国家が国際法の主体の中心であることには変化はないとしても、非国家主体(国際組織、個人など)が果たす役割は飛躍的に増大してきている。さらには、近代国際法概念そのものの歴史的制約性もいろいろな形で指摘されてきている。
本書は、こうした国際法の歴史的変遷を踏まえたうえで、現段階における国際法についての基礎的な知識を提供するものである。
章の構成
1.近代国際法の成立
2.現代国際法の諸特徴
3.国際法の形成と適用と解釈
4.国際法と国内法の関係
5.国際法の主体−国家と非国家主体−
6.国家の基本的権利義務と国家管轄権
7.国家の国際責任
8.国家領域
9.海洋およびその他の地域・空間
10.国際法における個人
11.人権の国際的保障
12.国際経済活動と国際環境保護に関する国際法
13.国際紛争の解決
14.武力行使の規制と国際安全保障
15.武力紛争法
販売価格 |
2,750円(税250円)
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型番 |
4869 |