雇用社会と法〔新訂〕

著者

國武 英生 放送大学客員教授・小樽商科大学教授 

発行年

21

ISBN

978-4-595-32267-9

サイズ

A5

ページ数

256

全体のねらい

本書は、雇用社会の特徴を理解し、労働法の基本的知識を習得することを目的とする。わが国の雇用慣行の特徴は、長期雇用を重視し、会社が人材育成の機能を果たしているところにあった。しかし、グローバル化、人工知能やAIなどの技術の進展、少子高齢化、非正規雇用の増加といった諸要因により、雇用社会は時代の変化に直面している。このような時代に、法はどのような役割を担うべきか。そうした問題意識の下で、本書は、労働法の歴史と世界的な動向をふまえながら、雇用社会と法をめぐる諸問題について検討する。

章の構成


 1.雇用社会と法の役割
 2.日本的雇用と労働条件決定
 3.労働契約の成立
 4.労働契約の基本原理
 5.賃金の保護
 6.長時間労働の是正と自律的な働き方
 7.仕事と生活の調和
 8.雇用平等と労働者の人権
 9.労働者の安全・健康と労働災害
 10.労働契約の終了
 11.非正規雇用と待遇格差の是正
 12.就業形態の多様化と労働市場
 13.労働組合と従業員代表
 14.労働紛争の解決
 15.雇用社会と労働法の未来
販売価格 2,970円(税270円)
型番 4873

番組表から探す

カテゴリーから探す

コンテンツ