金融と社会

著者

野間 敏克 放送大学客員教授・同志社大学教授 

発行年

20

ISBN

978-4-595-32206-8

サイズ

A5

ページ数

264

全体のねらい

1980年代後半のバブル経済から1990年代にかけて、銀行を中心とした日本の金融システムは大混乱に陥った。不良債権問題、銀行倒産、金融危機、そして情報技術の急速な進歩により、金融の仕組みに大変革が求められた。また、それらに対応するため、当局による規制監督にも大幅な見直しが求められた。2008年にはリーマンショックが起き、サブプライムローン問題が、経済社会全体の危機につながっていった。本書では、重要性を増している金融の仕組みを学び、それが私たちの経済社会に与える影響を幅広い観点から考える

章の構成


 1.金融とは何か
 2.家計と金融
 3.企業と金融
 4.銀行の役割
 5.貨幣と支払・決済システム
 6.金融市場の役割
 7.日本銀行の役割
 8.バブル期における銀行・金融市場・日本銀行
 9.バブル崩壊後の日本の金融システム
 10.投資信託の役割
 11.証券化商品とサブプライムローン問題
 12.デフレと非伝統的金融政策
 13.金融再編とフィンテック
 14.中小企業金融と地域金融
 15.金融・財政の持続可能性と経済社会
販売価格 3,300円(税300円)
型番 5452

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