著者
水島 司 放送大学客員教授・東京大学教授
島田 竜登 放送大学客員准教授・東京大学准教授 発行年
18ISBN
978-4-595-31881-8サイズ
A5ページ数
236全体のねらい
20世紀後半からの東アジアから東南アジア、南アジアにまたがるアジア地域の急速な経済成長は、経済発展の歴史的展開に関する従来の議論に重大な疑問を突きつけ、その結果として地域発展の特性やヨーロッパとアジアとの関係の見直しの動きが本格的になってきている。このような状況を背景に、近年盛んに行われているグローバル経済史をめぐる議論の論点を紹介し、それらに関わる重要な題材を取り上げ、15世紀から現在に至る大きな経済の流れを学ぶ。章の構成
第1部 形成
1.グローバル経済史入門−世界の構造変動をめぐって−
2.アジアとヨーロッパ−経済発展の国際比較−
3.銀と大航海時代
4.近世グローバル経済と日本
5.アジア経済とイギリス産業革命
6.世界商品の登場
第2部 一体化
7.開発と人口
8.グローバル経済の緊密化
9.開発の進行と人の移動
10.国際金融と金本位制
第3部 深化
11.グローバル経済の深化とライフスタイル
12.エネルギー
第4部 展開
13.経済発展の多径路性
14.20世紀後半の展開
15.リオリエントへの展望
販売価格 |
2,640円(税240円)
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型番 |
5448 |