経済社会を考える−消費・産業の様式とアンサンブル−

著者

坂井 素思 放送大学教授
間々田 孝夫 放送大学客員教授・立教大学名誉教授 

発行年

19

ISBN

978-4-595-31947-1

サイズ

A5

ページ数

292

全体のねらい

人間の経済社会には、生産者の社会と消費者の社会の二面性が存在する。生産者の社会では、ホモ・ファベル(作る人)が真面目で勤勉さをみせ、労働に励み製品を作り出している。他方消費者の社会では、余暇や快楽をモットーとして、消費するホモ・ルーデンス(遊ぶ人)を生み出している。そして、生産者と消費者は相互に有機的に結びつく社会を形成している。本書では、これらの社会が近代から現代にかけて、どのような変化を見せるのかについて考える。

章の構成


 1.経済社会をどうとらえるか
 2.消費社会とはどのような社会なのか
 3.豊かな社会の出現 −消費社会の第1段階−
 4.試行錯誤する消費 −消費社会の第2段階−
 5.内と外に向かう変化の波 −消費社会の第3段階(1)−
 6.新しい消費文化の誕生 −消費社会の第3段階(2)−
 7.消費社会はどのように変化するのか
 8.現代の消費社会と産業社会
 9.産業社会の出現 −産業社会の第1段階「産業」(1)−
 10.マネジメント社会の発達 −産業社会の第1段階「産業」(2)−
 11.サービス社会と産業社会の転換 −産業社会の第2段階「ビジネス」(1)−
 12.ビジネス社会の興隆 −産業社会の第2段階「ビジネス」(2)−
 13.ネットワーク社会と不確実性 −産業社会の第3段階「信頼」(1)−
 14.信頼社会の可能性 −産業社会の第3段階「信頼」(2)−
 15.経済社会を考える
販売価格 3,190円(税290円)
型番 5449

番組表から探す

カテゴリーから探す

コンテンツ