グローバル化と日本のものづくり〔改訂新版〕 【放送終了科目】

著者

藤本 隆宏 放送大学客員教授・東京大学大学院教授
新宅 純二郎 放送大学客員教授・東京大学大学院教授 

発行年

19

ISBN

978-4-595-31953-2

サイズ

A5

ページ数

288

全体のねらい

国際的な市場競争の激化のなかで、日本の「ものづくり」が岐路に立っているといわれている。しかし、研究・開発からはじまり、「もの」が実際につくりこまれてゆくプロセスは意外と知られていない。本書では、中小企業から大企業までの、技術や経営の実際を概観しながら「ものづくり」の全体像をスケッチしつつ、日本(企業)の強さと弱さや、国際的な競争と協調の内実を明らかにし、世界の諸国とともに歩む日本の「優位性」や「課題」を浮き彫りにする。

章の構成


 1.グローバル化と日本のものづくり
 2.「ものづくり」とは何か
 3.統合型ものづくり組織能力 −トヨタ・システムの例−
 4.設計構想としてのアーキテクチャ
 5.日本製造業の苦境と海外生産の展開
 6.東アジアの国際分業の動向
 7.中小企業の海外進出とその特徴
 8.海外工場におけるものづくり能力の育成
 9.海外ものづくりを支える人材
 10.グローバル生産体制における海外シニア工場
 11.既存工場の能力再評価とグローバル生産体制
 12.グローバルサプライチェーンの現状と課題
 13.新興国市場戦略とものづくり
 14.新時代の技術経営とものづくり
 15.日本のものづくりの今後の展望と課題
販売価格 3,080円(税280円)
型番 6359

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