著者
金菱 清 放送大学客員教授・東北学院大学教授 発行年
20ISBN
978-4-595-32210-5サイズ
A5ページ数
268全体のねらい
災害社会学は、突発的な事象に対してどのように人々が対処できるのかを現場から探る学問である。本書では、東日本大震災を中心にした千年規模の大災害を社会学的視角から学ぶ。都市文明が進めば進むほど複雑さが増し、大規模な災害に対して復旧や復興にも時間がかかる。災害と地域社会および個体の脆弱性の克服という視点から「現場」で取り組んでいる創造的仕掛けや創意工夫について、人びとの生活の視点および死生観に立って学ぶ災害社会学の視点や知識の習得を通じて、災害と社会との関係についてのより深い理解に到達する。章の構成
1.災害社会学事始め
2.レジリエンス論
3.内なるショック・ドクトリン論
4.リスク論
5.コミュニティ論
6.祝祭論
7.記録と忘却
8.心のケア論
9.疑似喪失体験
10.亡き人への手紙
11.幽霊
12.夢
13.霊性論
14.原発災害
15.災後の社会学的展開
販売価格 |
3,080円(税280円)
|
型番 |
6065 |