社会と産業の倫理

著者

松原隆一郎 放送大学教授
山岡 龍一 放送大学教授 

発行年

21

ISBN

978-4-595-32277-8

サイズ

A5

ページ数

272

全体のねらい

社会と産業をめぐる諸科学において、倫理の問題がどのように取り上げられているかを検討する。「いかに生きるべきか」「善く生きるとは何か」といった問いをめぐるものである倫理は、あらゆる人間活動において、極めて重要な要素である。本書では、倫理の問題がなぜ重要なのか、それを学問的に扱うにはどうしたよいのか、そして、学問的な営みそのものにとって、どのような倫理的検討が必要なのか、といった問いを、さまざまな領域の専門家が紹介する。

章の構成


 1.学問における倫理とはなにか
 2.社会科学における倫理
 3.社会調査と倫理
 4.国際社会と倫理
 5.政治学と倫理
 6.宗教と倫理
 7.環境と倫理
 8.都市環境の保全・再生・創造に関わる職能の倫理
 9.市場活動の前提(1) 知的財産と倫理
 10.市場活動の前提(2) 保険契約における告知義務制度と倫理的視点
 11.生産マネジメントと倫理
 12.企業倫理と内部統制
 13.経営者の倫理
 14.経営と倫理的指標
〜社会的責任,持続可能性の視点から〜
 15.経済社会の仕組みと各章の位置づけ
販売価格 2,970円(税270円)
型番 6361

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