数学の歴史〔改訂版〕

著者

三浦 伸夫 放送大学客員教授・神戸大学名誉教授 

発行年

19

ISBN

978-4-595-31963-1

サイズ

A5

ページ数

296

全体のねらい

数学の歴史を、西欧のみならずアラビア世界や日本などの非西欧世界も視野に入れて解説する。数学の中身はもちろん、発想の源泉や理論を、受容した社会的・文化的背景なども含めて解説している。文化における数学の歴史的具体相を見ることによって、数学が孤立した学問ではなく、様々な要因のもとで展開し、また多くの学問領域に影響を与えたことを学び、私たちが抱く数学のイメージを、歴史を通して根本的に再検討していく。従来あまり取りあげることのなかったアラビアや西洋中世・ルネサンスの数学なども解説している。

章の構成


 1.古代エジプトの数学
 2.古代ギリシャの数学
 3.エウクレイデス『原論』と論証数学
 4.アラビア数学の成立と展開
 5.アラビアの代数学
 6.中世西洋の数学
 7.中世算法学派
 8.イタリアの3次方程式
 9.ルネサンスの数学
 10.対数から積分法へ
 11.デカルトの時代の数学
 12.ニュートン
 13ライプニッツ
 14.18世紀英国における数学の大衆化
 15.和算
販売価格 3,520円(税320円)
型番 7075

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