植物の科学〔三訂版〕

著者

塚谷 裕一 放送大学客員教授・東京大学教授
荒木  崇 放送大学客員教授・京都大学教授 

発行年

21

ISBN

978-4-595-32284-6

サイズ

A5

ページ数

304

全体のねらい

生物界の基礎生産を行い、酸素の供給源ともなっている植物に関して、その多様性、生理、発生、生化学、生殖、成長、他の生物との相互作用について説明する。さらに、合わせて医薬、食料や環境修復、園芸など暮らしとの関わりに関する応用植物科学の側面も解説する。植物について、その生物学的な基礎を理解するとともに、環境や他の生物との関わりを理解する、また私たちの暮らしと植物の関わりについても、理解と関心を深めることが目標である。

章の構成


 1.さまざまな植物たち −その多様性と暮らし
 2.光合成と一次代謝
 3.発生・成長(1):植物の体制と胚発生
 4.発生・成長(2):休眠・発芽と伸長
 5.発生・成長(3):根
 6.発生・成長(4):シュート
 7.発生・成長(5):花芽形成
 8.発生・成長(6):受粉と受精
 9.形態の可塑性と環境適応
 10.動物との相互作用 −食害、送粉、種子散布
 11.植物間の相互作用 −競争、寄生、生殖隔離
 12.微生物との相互作用−病害、共生、寄生
 13.特化代謝と私たちの暮らし
 14.現代社会と植物科学−農業・健康・環境
 15.最後に:植物と植物学−まとめと復習を兼ねて
販売価格 3,850円(税350円)
型番 7861

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