著者
井上 洋士 放送大学客員教授・国立がん研究センター主任研究員 発行年
19ISBN
978-4-595-14114-0サイズ
A5ページ数
324全体のねらい
健康や保健医療に関する研究には、基盤となるアプローチとともに、多様な研究方法が存在する。調査研究について大別すれば、量的研究や質的研究があり、またそれらを組み合わせた方法論的トライアンギュレーションも存在する。また、量的研究では介入的研究や質問紙による調査、ウェブ調査などが存在する。
本書では、研究遂行のためのガイドとなるべく、健康や保健医療の研究のアプローチの基礎を概略紹介し、解説している。章の構成
1.ヘルスリサーチと方法論
2.健康関連の概念・理論・モデルと研究への適用
3.健康分野での文献検索とクリティーク
4.健康や病い・障害の研究デザイン
5.ヘルスリサーチにおける質的研究
6.グラウンデッド・セオリー・アプローチと健康・看護領域での活用
7.修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチと健康領域での活用
8.ヘルスリサーチにおける量的研究:質問紙調査を中心に
9.ヘルスリサーチにおける介入研究
10.統計を使って研究を進め「考える」とは
11.質の高い研究を目指すための諸アプローチ
12.研究に求められる倫理
13.当事者参加型リサーチ
14.ヘルス分野におけるソーシャルマーケティング
15.ヘルスリサーチの成果の還元
販売価格 |
3,740円(税340円)
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型番 |
s520 |