著者
下夷 美幸 放送大学教授 発行年
21ISBN
978-4-595-14149-2サイズ
A5ページ数
288全体のねらい
家族はプライベートな領域であるが、人々が営む家族のあり様や家族が抱える問題は、国や自治体等が策定・実施するさまざまな政策と深く関わっている。
また、家族をめぐる人々の行為や意識の変化が、政策主体に影響を与え、政策を動かすこともある。
本書では、家族社会学の立場から、家族政策に関する基礎的理論と日本的背景を押さえたうえで、現代の家族問題に関わる制度・政策を取り上げ、諸外国との比較も交えながら、家族政策の日本的特徴と今後の課題について考察する。章の構成
1.家族政策とは何か
2.福祉国家と家族
3.戦後憲法と家族
4.「家」制度と戦後民法
5.戸籍制度
6.パートナー関係の法制度
7.離婚制度
8.生殖補助医療と親子関係
9.児童手当制度
10.保育制度
11.育児休業制度
12.介護保険と家族
13.家族介護者への支援
14.母子家族への支援
15.家族政策の日本的特徴 −養育費政策から考える
販売価格 |
3,520円(税320円)
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型番 |
s523 |