著者
八木 絵香 放送大学客員教授・大阪大学教授
三上 直之 放送大学客員准教授・北海道大学准教授 発行年
21ISBN
978-4-595-14150-8サイズ
A5ページ数
296全体のねらい
現代社会はリスク社会である。さまざまな損害と災難を自分(たち)自身の意思決定の帰結、すなわち「リスク」として捉え、行動する社会に、私たちは生きている。ここ約四半世紀の間に、リスクをめぐる社会的意思決定への市民参加が求められ、それを具体化する数々の方法論が生み出されてきた。本書では、こうした動向を科学技術への市民参加という切り口で捉え、豊富な具体例をもとに、リスク社会における市民参加のあり方を解説する。章の構成
1.リスク社会と科学技術への市民参加
2.科学技術への市民参加の背景と展開
3.科学技術への市民参加の日本への導入と展開
4.福島第一原子力発電所事故と市民参加
5.食をめぐるリスクと市民参加
6.高レベル放射性廃棄物処分問題と市民参加
7.超スマート社会と市⺠参加
8.災害リスクと市民参加 −事例篇−
9.災害リスクと市民参加 −理論篇−
10.交渉としての市民参加
11.高い不確実性の下での合意形成
12.科学技術イノベーションに関する市民参加の広がり
13.市民参加の視点の移動 −気候変動問題を事例として−
14.熟議と市民参加の場の設計
15.科学技術への市民参加のこれから
販売価格 |
3,520円(税320円)
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型番 |
s524 |