著者
須川 英徳 放送大学教授 発行年
20ISBN
978-4-595-14136-2サイズ
A5ページ数
360全体のねらい
本書は、韓国・朝鮮の歴史と社会について重要な基礎的事項について理解を深める。また、社会と文化について、日本をはじめとする近隣諸地域との共通点と相違点について理解する。概説的・網羅的に扱うのではなく、現在の研究水準を分かりやすく紹介するとともに、論点となっているさまざまな事柄について、それがなぜ議論になっているのかを明らかにする。また、取り上げる主題についても、それを理解することが朝鮮についてだけでなく、日本を含めた東アジアの歴史と社会に対する理解を深めることをめざす。章の構成
1.朝鮮の歴史と社会を学ぶにあたって
2.高麗における中央集権化と科挙
3.高麗から朝鮮へ
4.朝鮮時代の社会と人々
5.朝鮮時代の社会と経済
6.17・18世紀の朝鮮社会
7.19世紀朝鮮の社会危機
8.東アジア世界の変容と朝鮮
9.1880年代の東アジアにおける朝鮮の開国・開化
10.日清・日露戦争と朝鮮のナショナリズム
11.日本「帝国」の中の植民地朝鮮
12.植民地支配と文化
13.植民地期朝鮮における「近代」
14.韓国・朝鮮の歴史を研究するための史料について
15.韓国・朝鮮の歴史と社会について研究するために
販売価格 |
3,850円(税350円)
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型番 |
s816 |