著者
藤原 帰一 放送大学客員教授・東京大学大学院教授 発行年
07ISBN
978-4-595-13504-0サイズ
A5ページ数
200全体のねらい
現代政治の国際関係について解説する。第一部(基礎)では,国際政治の基本概念を説明する。第二部(外交)では,焦点をしぼって,外交とは何を目的にどのような手段を行使する政策領域であるのかを考察する。第三部(体系)では,国際政治の体系を横並びの権力(力の均衡)と縦の支配(帝国と覇権),さらに横断的な協調の可能性(相互依存)から考察する。第四部(変容)と第五部(統合と紛争)では,現代国際関係の特徴を議論する。現代国際政治に見られる様々な現象を,ごく基本的な問題に置き直して検討した書。章の構成
第1部 基 礎
1.戦争の体系としての国際政治
2.国際秩序はどう構想されてきたか
3.誰が国際政治の主体なのか
第2部 外 交
4.権力と国益
5.外交政策の類型
6.外交政策はなぜ誤るのか
第3部 体 系
7.力の均衡とは何か
8.同盟の力学
9.帝国と覇権
第4部 変 容
10.国際政治はどのようにして拡大したのか
11.ナショナリズム
12.戦争とその変化
第5部 統合と紛争
13.相互依存は国際政治を変えるのか
14.EUはなぜ生まれたのか
15.国際政治の制度化
販売価格 |
2,420円(税220円)
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型番 |
S155 |