考古学 −その方法と現状− 【放送終了科目】

著者

泉  拓良 放送大学客員教授・京都大学大学院教授
上原 真人 放送大学客員教授・京都大学大学院教授 

発行年

09

ISBN

978-4-595-30913-7

サイズ

A5

ページ数

312

全体のねらい

過去の人類が残した行動の痕跡を調査・研究し,過去の出来事や社会,文化,歴史を明らかにする学問が考古学である。フィールドにおいては考古資料を注意深く取得することが大切で,取得した資料の実測や分析を行い,関連する様々な学問の支援を得て,遺跡や遺物に残された「行動の痕跡」を解釈する。本書では,それらの研究方法について,具体的事例を示して論じる。個別の歴史事例の理解に止まらず,時代や地域を超えての人間の理解に役立つ。

章の構成


 1.考古学とは何か
 2.発掘調査の歴史と実際
 3.考古学があつかう年代
 4.年代の理化学的測定法
 5.層位学と年代
 6.型式学と年代
 7.セリエーションとは何か
 8.遺物の機能をさぐる
 9.使用痕分析と実験考古学
 10.民具と考古学
 11.考古学と分布
 12.産地同定と流通
 13.東アジア古代の青銅器分布
 14.遺跡内での遺物分布
 15.考古学の多様性
販売価格 3,410円(税310円)
型番 3047

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