博物館資料論〔改訂新版〕 【放送終了科目】

著者

佐々木 利和 放送大学客員教授・北海道大学教授
湯山 賢一 放送大学客員教授・奈良国立博物館長 

発行年

12

ISBN

978-4-595-31345-5

サイズ

A5

ページ数

256

全体のねらい

博物館は,博物館法により資料を保管し,後世に伝えることを決められている。基本は収蔵している資料にあるといっていい。それは博物館が拠って立つ所以ともなる重要な存在である。資料は「モノ」ともいい,「文化財」でもある。「モノ」を見失った博物館は単なる人寄せの場でしかない。こうした観点にたち,博物館について考えていく。「モノ」から離反したアームチェア・ムゼオロジーではなく,実態に即した資料のあり方について考える。

章の構成

1.博物館における資料とは
2.博物館資料を展示する
3.博物館資料の修復
4.大学における博物館
5.博物館資料としての古文書
6.博物館資料としての絵画
7.博物館資料としての個人収集品
8.博物館資料としての「近代文化遺産」
9.博物館資料としての考古遺物―小規模展示施設の模型作り―
10.博物館資料としての写真
11.デジタル写真撮影法
12.博物館資料と展示ケース論
13.博物館資料の調査
14.博物館資料としての民俗
15.民族資料論―博物館における民族表象―
販売価格 2,970円(税270円)
型番 3728

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