人格心理学〔改訂新版〕【放送終了科目】

著者

大山 泰宏 放送大学客員准教授・京都大学大学院准教授 

発行年

15

ISBN

978-4-595-31539-8

サイズ

A5

ページ数

260

全体のねらい

人格(personality)は、臨床心理学のほか、発達心理学、社会心理学など、心理学の諸分野に深く関わる概念である。本書では、「人格」という概念が、心理学でどのように措定され、どのように探求されているのか、また、その変容と生成に対してどのように関わっているのかを、総括的に論じる。さらには、人格の生成と変容に関する社会・文化的な背景に関しても探究をおこなう。このように人格の諸理論に関して探求することを通して、心理学的な人間理解の発想や方法ということに関しても、深い理解を醸成していくことをめざしている。

章の構成

1.人格心理学をはじめるにあたって
2.人格を理解する観点と理論
3.人格を映し出す−心理査定
4.人格理論の多様性
5.人格と集団の心理
6.人格のはじまり
7.人格の育ち
8.人格が閉じるとき
9.人格とかたり
10.人格が病み傷つくということ
11.人格の探求と文化
12.人格の変容と心理療法
13.物語にみる人格の変容
14.人格と存在
15.人格心理学の展望
販売価格 2,750円(税250円)
型番 1611

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