学校リスク論

著者

内田 良 放送大学客員准教授・名古屋大学准教授

発行年

22

ISBN

978-4-595-32311-9

サイズ

A5

ページ数

256

全体のねらい

本書の目的は、学校管理下のリスクを幅広く「見える化」し、そのリスク管理のあり方を検討することで、次の2つの観点から特徴づけられる。第一に、自然科学と社会科学の両者の考え方を柔軟に取り入れていく。また、教育学に加えて、安全工学・スポーツ科学・法律学等の知見を活用して、学校の安全を追求していく。第二に、生徒だけではなく教師のリスクにも着目する。教師が健全であってはじめて子どもを守ることができるという考え方である。このようにさまざまな角度から学校管理下のリスクを直視し、課題の解決を模索する。

章の構成

1.「学校リスク」を俯瞰する 
2.傷害予防の科学 
3.データを活用した学校における傷害予防 
4.持続的に傷害予防を行う方法 
5.スポーツ科学とコーチング 
6.熱中症と脳振盪の予防 
7.応急処置の留意点 
8.子どもの問題行動といじめ 
9.不登校・非行の原因と支援の2つの立場 
10.貧困問題から考える問題行動への向き合い方 
11.学校リスクと法律・判例 
12.児童生徒のリスクの法的分析 
13.教員のリスクの法的分析 
14.制度設計なき部活動の現状と課題 
15.学校の働き方改革
販売価格 3,410円(税310円)
型番 1130

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