著者
新山 陽子 放送大学客員教授・立命館大学教授発行年
22ISBN
978-4-595-32345-4サイズ
A5ページ数
284全体のねらい
本書は、農業生産から始まり、食品製造、食品流通(卸売、小売)、外食、そして家庭での消費に至るフードシステムの姿(全体の構造)と、そこにおける各産業主体間の価格や品質をめぐる調整関係を示すとともに、各産業の構造と行動、消費者の意識や行動について解説する。なかでも、食料の素材を生産する農業段階については、手厚く解説する。あわせて、将来世代のために関係主体が共存でき、望ましいフードシステムが存続できるように、フードシステムが抱える課題とその改善の方向を論じられるように材料を提供する。章の構成
1.フードシステムをどのようにとらえるか―フードシステムの構造と存続,関係者の共存―
2.農業の展開と産業構造
3.農業経営体の多様化と企業形態
4.農業経営の存続と市場
5.農産物・食品卸売業の展開と産業構造
6.食品製造業の展開と産業構造
7.外食産業と中食の現状とこれから
8.食品小売業の特徴と社会的機能
9.消費者の食品選択行動と市場
10.食品の価格と品質の調整システム―フードシステムの垂直的調整―
11.食品の安全,信頼の確保とその考え方
12.食品廃棄と食品産業,消費者の行動
13.食生活と健康,食文化
14.食料の貿易と日本農業,日本の食
15.世界の農業・食料の制度と政策
販売価格 |
3,190円(税290円)
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型番 |
6363 |