知覚・認知心理学〔改訂版〕

著者

石口 彰 放送大学客員教授・お茶の水女子大学名誉教授

発行年

23

ISBN

978-4-595-32385-0

サイズ

A5

ページ数

296

全体のねらい

人間は「考える」能力を持っている。考える能力には、大切な事柄を記憶する、問題を解く、どちらが良いか判断する、旅行の計画を立てるなど、意識的に考える能力のほか、見る、聞く、驚くなど、無意識的に考える能力がある。この「考える」ことが、広い意味での知覚・認知機能である。知覚・認知心理学はこのような、「考える」ことを科学する学問領域である。認知の低次過程といえる感覚・知覚や感情などの無意識的な機能から、問題解決や判断・意思決定などのより高次で意識的な認知機能のしくみを、その発達過程や障害も含めて解説する。

章の構成


1.知覚・認知心理学の概要−「考える」ことの科学−
2.知覚・認知の神経的基盤−脳が考える−
3.知覚・認知心理学の研究法−「考える」ことをいかに科学するか−
4.感覚のしくみ
5.知覚のしくみ
6.注意のしくみ
7.記憶のしくみ
8.日常の記憶
9.推論のしくみ
10.問題解決と熟達化
11.判断と意思決定
12.知覚・認知と言語
13.知覚・認知と感情
14.知覚・認知の発達
15.知覚・認知の障害
販売価格 3,080円(税280円)
型番 1648

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