博物館経営論〔改訂新版〕

著者

佐々木 亨 放送大学客員教授・北海道大学大学院教授
今村 信隆 放送大学客員准教授・北海道大学大学院准教授

発行年

23

ISBN

978-4-595-32395-9

サイズ

A5

ページ数

332

全体のねらい

博物館は、コレクションや建物、学芸員など職員が存在するだけでは成り立たない。来館者が展示などを体験し、満足して帰り、その後リピートしたり、家族に来館を勧めたりする行動につながることが大切である。さらに、博物館に足を運ばない地域住民に、その存在意義を知ってもらうことはもっと重要なことである。そのために、博物館経営は必須の概念である。本書では、博物館経営に欠かせない組織や人材、経営手法・形態、連携などについて学ぶ。

章の構成


1.「博物館経営論」の現在地
2.博物館の定義と使命・中長期計画
3.非営利組織としての博物館と倫理規範
4.ミュージアムにおける「ユニバーサル」とは
5.公立博物館の経営形態
6.博物館における評価
7.博物館とリスクマネジメント
8.博物館のショップ、カフェ、レストラン
9.美術館におけるマスメディアとの共催展
10.動物園の展示と設計(1):アメリカと欧州
11.動物園の展示と設計(2):日本
12.博物館における連携(1):コミュニティの中の文化機関として
13.博物館における連携(2):国内連携(ネットコミュニティを中心に)
14.博物館における連携(3):国際的な文化資源情報の流通と多文化共生を進めるために
15.「博物館経営論」のこれから
販売価格 3,960円(税360円)
型番 3748

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