SDGs下のアジア産業論

著者

古橋 元 放送大学教授

発行年

23

ISBN

978-4-595-32413-0

サイズ

A5

ページ数

296

全体のねらい

「新型コロナウイルス感染症」の世界的拡大による経済への打撃の一方で世界において「第4次産業革命」ともいわれる歴史的な変革が起きつつある。アジアもその変化の渦中にあり、「国連のSDGs(持続的な開発目標)2030」を考慮した産業構造の転換を迫られている。経済における国内総生産の考え方や、国民経済循環を明らかにし、企業活動の産業連関の考え方やアジア主要国の自動車産業、情報通信技術産業、そして農業・食品産業のクラスター政策等の成長戦略、グローバル化とは異なるアジアにおける地域統合に向けた現状と課題を説明する。

章の構成


1.SDGs下のアジア産業論について-SDGsとESGを学ぶ-
2.生態系の考え方とその応用
3.アジアにおける農業政策とその展望
4.シフトする穀物等の国際市場構造と変化の胎動−穀物等の国際市場と台頭する新興国−
5.SDGs下のアジア成長戦略
6.アジア経済の現状と課題
7.中国の産業政策と産業集積政策の融合
8.ベトナムにおける産業発展
9.バングラデシュ:低開発国から新興国への軌跡
10.インド、経済自由化後の産業構造転換と産業政策の課題
11.日本の農・食品産業と海外展開
12.アジアと日本の食料消費市場−アジアの所得階層と食料消費の変化−
13.アジアの中での日本の農産物輸出入の動向
14.アジアのグローバル化・地域統合
15.アフターコロナに向けたSDGs下のアジアと日本が直面する課題
販売価格 3,960円(税360円)
型番 6365

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