著者
栃本 一三郎 放送大学客員教授発行年
23ISBN
978-4-595-32403-1サイズ
A5ページ数
432全体のねらい
65歳以上人口は、2023年に3割となったが、いずれ4割となり、実数は2042年に3千9百万弱で最大値となる。高齢者割合が極めて高く、かつ人口減少著しい社会への対応は、高齢者が逆に社会を支える存在とならなければならなくなる。それはどのような意味なのか。経済・社会・文化・心理・政治の領域でエンパワメントされ、社会をアクティブにするため何が必要かを高齢期にある当事者・研究者として社会の仕組や地域のあり方、そして家族や当事者が行える自らを支える取組について読者と共に考える。章の構成
1.はじめに―高齢者が社会を共に支える時代
2.全世代対応型社会保障の方向性
3.分権的で多元的な参加型社会の構築―排除しない社会へ
4.治し支える医療への社会の転換と医療の転換
5.認知症と障害を支える
6.アジアを支える―アジアによって支えられる
7.人材で支える―人材を支える
8.世代間で支える
9.経済活性化を支える社会保障と高齢者の資本
10.高齢者と住まい
11.高齢者の教育
12.高齢期を支える政治と政策
13.社会を支える高齢者
14.終活を支えるシステムとしての介護保険制度基盤
15.お互いを支えあう社会と「生」の終わり
販売価格 |
4,290円(税390円)
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型番 |
4668 |