著者
青山 昌文 放送大学教授 発行年
16ISBN
978-4-595-31612-8サイズ
A5ページ数
300全体のねらい
芸術は、単に好き嫌いで話が済むような趣味の世界のものではない。芸術は、世界の様々な素晴らしいものが沢山詰まったものであり、世界の奥深いものが凝集しているものである。本書は、芸術のこのような本質を、古代ギリシアから現代までの多くの傑作を現地に訪ねて現場でわかりやすく語っていく。文学や演劇についても言及するが、主軸は建築を含む美術とし、芸術のもっている深い意味を明らかにしていく。芸術が、好き嫌いのレベルを超え、感覚的な趣味のレベルを超えた、奥深いものであるということがわかるようになることが目標である。章の構成
1.芸術とは何か −芸術の見方・味わい方−
2.プラトン美学 −文学の深い可能性−
3.アリストテレス芸術哲学 −演劇の哲学的普遍性−
4.ロマネスク美術 −超越のプラトン主義−
5.ロマネスク美術 −輪廻転生のプラトン主義−
6.ゴシック美術 −内在のアリストテレス主義−
7.イタリア・ルネサンス美術 −ルネサンスの新プラトン主義−
8.イタリア・ルネサンス美術 −ルネサンスの政治思想−
9.北方ルネサンス美術 −宗教改革と芸術−
10.バロック美術 −対抗宗教改革の芸術戦略−
11.ロココ美術 −ディドロ美学と市民の芸術−
12.19世紀美術 −革命の時代の芸術−
13.20世紀美術 −戦争の世紀の芸術−
14.現代の芸術 −死の影の下の芸術−
15.今日の芸術 −危機の時代の芸術−
販売価格 |
3,410円(税310円)
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型番 |
3428 |