著者
北村 暁夫 放送大学客員教授・日本女子大学教授
中嶋 毅 放送大学客員教授・東京都立大学教授発行年
22ISBN
978-4-595-32323-2サイズ
A5ページ数
256全体のねらい
近現代ヨーロッパ世界の歴史的諸相を人の移動に着目して概観し、ヨーロッパの社会と文化の特質を考察する。戦争による兵士の移動や移住など、人は古くから様々な移動を経験してきたが、ヨーロッパ世界では近代化・工業化を通じて新たな移動形態が登場し、それが世界史の展開に大きな影響を及ぼした。本書では、人の移動の新しい様相を具体的に紹介しながら、近現代ヨーロッパの歴史的展開の特徴について考え、歴史的思考をはぐくむことを目標とする。章の構成
1.序論:人の移動から見る近現代ヨーロッパ史
2.フランス革命とナポレオンの時代−カリブ海の植民地から
3.工業化と都市化
4.ウィーン体制と1848年革命
5.イタリアとドイツの統一
6.移民の世紀
7.帝国支配と人の移動−イギリス帝国を事例として
8.世紀末文化と人の移動−パリとウィーン
9.国境を越える連帯の模索
10.第一次世界大戦とロシア革命
11.ファシズム
12.第二次世界大戦と冷戦
13.社会主義体制下のヨーロッパ
14.ヨーロッパ統合
15.冷戦の終結とソ連の終焉
販売価格 |
3,300円(税300円)
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型番 |
3069 |