知財制度論

著者

児玉 晴男 放送大学教授 

発行年

20

ISBN

978-4-595-14137-9

サイズ

A5

ページ数

300

全体のねらい

本書は、知的創造サイクル(知的財産の創造、保護、活用)に関する法制度を取り上げる。知的創造活動が知財制度で保護される前後を含め、知財制度の三つの法体系である著作権制度と産業財産権制度および農水知財制度とを、適宜に不正競争防止法等と比較対照しながら、知的創造サイクルの中における権利(人格権と財産権)のライフサイクルの関係から解説する。本書は、知的財産権法を総合的に理解するために、個別法を逐条解説する手法をとらずに、広義の知的創造サイクルの法システムを鳥瞰する。

章の構成

1.知的創造サイクルの法体系
2.知的創造の始原
3.知的創造
4.知的創造とそれに準じる行為の客体 −創作物と準創作物−
5.知的創造とそれに準じる行為の主体 −創作者と準創作者−
6.知的創造の権利と関連権の構造
7.知的創造の権利と関連権の帰属
8.知的創造の権利と関連権の制限
9.知的創造の権利と関連権の保護範囲
10.知的創造の権利と関連権の管理
11.知的創造の権利と関連権の不服申立てと訴訟
12.コンテンツ創造サイクルの法システム
13.知的財産創造サイクルの法システム
14.農水知財創造サイクルの法システム
15.知的創造サイクルの好循環
販売価格 3,520円(税320円)
型番 s865

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